コンビニFAXの特徴って?徹底検証してみた!
最近のコンビニのコピー機は、FAXやプリンターとしても使える複合機になりました。
そのおかげで、コンビニのFAXも以前よりかなり使いやすくなっています。
コピーを取るのと同じ要領で原稿を置いて、相手先のFAX番号を入力し、スタートボタンを押すだけで送れる!
原稿を裏返しに送る必要もなくなりましたしね…。
お仕事の中で利用している方も多いと思います。
そんな方のために色々コンビニFAXについて調べた事を書いていきます!
そもそも、コンビニでも受信ができる「クロネコ@ファックス」ってナニ!?
コンビニのコピー機が複合機になってから、一部のコンビニでは「クロネコ@ファックス」というサービスを受けられるようになりました。
ただし、名前はFAXですが、FAX機からの送信ではなく、普通のFAX番号へ送る形でもありません。
ファイルを一時的にクロネコ@ファックスが預かって、コンビニでそのファイルをプリントアウトできるというサービスです。
そのため、送信側と受信側の間で文書番号の連絡が必要になります。
具体的な方法としては、送る側が文書をEメールに添付して、e-mail@kuronekofax.net宛てに送ります。
送った人に文書番号が返信されてきますから、その番号を受け取る人に連絡します。
受け取る人は、クロネコ@ファックスのサービスを受けられるコンビニの複合機でその文書番号を入力してプリントアウトすればFAXを受信できるという仕組みです。
しかし、この形で送受信するのであれば、普通に添付メールとして受け取ってもほぼ同じことになります。
白黒で1ページ50円、カラーだと1ページ90円かかることを考えると、A3のカラー原稿など、このサービスを利用しなければ送受信しにくいものでなければあまりメリットはないかもしれません。
コンビニのFAXは送信にかかる料金が高いのがネック!
コンビニのFAXは、送信にかかる料金が高めというデメリットがあります。
- 国内に送るなら1枚当たり50円
- 海外へ送るとなると、1枚当たり100円〜150円
これ位の料金がかかります。
もし、オフィスにあるFAX機でNTTの電話回線を使って国内同じものを送るとしたら…
- 県内の同一区域無いであれば3分で8.5円
- 県内の20km圏内なら90秒で20円
- 県外の20km圏内なら45秒で40円
- 100km以上のところへ送ると22.5秒で80円
この料金がかかります。
かなり遠くへ送るとなると微妙な金額の差ですが、複数枚送ったり、隣接区域に送ったりすることを考えると、やはりコンビニFAXは料金が高いと言わざるをえません…。
出先でFAXを送受信するならインターネットFAXの方がお得!
ビジネスのFAXをコンビニのFAXで送るとしたら、オフィスのFAX機で送ることができない外出中の場合が多いでしょう。
もし、外回りや出張などでコンビニのFAXを利用する機会が多いのであれば、いっそのことオフィスのFAXを、インターネットFAXに替えてしまう方が安上がりかもしれません。
オフィスのパソコンをFAXとして使えるのはもちろん、外出中でもノートパソコンやスマートフォンなどの端末から送受信することができます。
インターネットの使える環境下と端末があれば、いつでもどこでも受信、閲覧だけでなく、送信も可能なのがインターネットFAXの特徴です。
例えば、eFaxなら月額1,980円に送信、受信150ページ分の料金が含まれています。
1,980円と言えば、コンビニのコピー機で国内に40枚送るのとほぼ同じ額です。
この「40枚」って、お仕事だと毎月送ってる方は多いんじゃないでしょうか?
しょっちゅうコンビニのFAXを利用しているのであれば、インターネットFAXに切り替える方が経費の節減になりそうです。